きんとん
2022/12/01華やかな金色から、商売繁盛や金運を願う意味があるというきんとんは、お正月のお菓子のような存在。材料が少ないからこそ、ひとつひとつの作業を丁寧にしましょう。例えば鮮やかな色の素であるくちなしの実は、粉がちらばらないようにお茶用のパックに入れて。私はモンブランをイメージして栗の甘露煮を上からふんわりとすりおろしましたが、そのまま盛っても、茶巾にしてもいいと思います。
●材料(作りやすい分量)
さつまいも...1本(正味200g)
水...カップ1⁄2
砂糖...50g
くちなしの実...1⁄2個
栗の甘露煮...適量(6~8粒)
●作り方
1 さつまいもは皮をむいて2cm厚さの輪切りにし、鍋に入れる。 水をかぶるまで入れ、火にかける。煮立ったら一度ゆでこぼ す。
2 鍋をきれいにして1のさつまいもを戻し入れ、分量の水を加えて火にかける。煮立ったらふたをして弱火にし、砂糖、お茶用のパックなどに入れたくちなしを加える。充分にやわらかくなり、汁けが少なくなるまで煮含める。
3 2 のくちなしのパックを取り出し、熱いうちになめらかになるまでつぶす。ここに栗の甘露煮 3~4 粒を加え、粗くつぶしてさっくりと混ぜ合わせる。器にふわっと盛り(または型抜きして盛る)、さらに上から残りの栗の甘露煮をすりおろ してかける。