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炒り鶏


「別々の鍋でひとつずつ煮しめを作ることができない」という人には、一つの鍋で煮含める炒り鶏はいかがでしょうか。私が子どものころから食べ続けている料理です。鶏肉はやや大きめに切るとぜいたくな感じに、野菜は大きさを切りそろえるときれいに仕上がります。鶏肉のうまみが野菜にもしみて、煮しめとは違うおいしさです。冷蔵保存で 34 日は日持ちするので、味の変化を楽しんでください。

材料(作りやすい分量)
鶏もも肉...1枚(250g)
れんこん…12節(220g)
ごぼう...1本(120g)
にんじん...1本(150g)
干ししいたけ…34
こんにゃく...1枚(300g)
竹の子(水煮)... 1 個( 150 g )
サラダ油...大さじ2
煮ものだれ(濃い口) ...カップ2 1⁄4(1回量)


作り方
1 干ししいたけは少なめの水に30分~1時間つけてゆっくりともどす。軽く水けを絞って石づきを取り、4等分に切る。
2 こんにゃくは小さなひと口大にちぎってから下ゆでし、あくを抜く。
3 れんこんとごぼうは皮をむいて乱切りにし、水にさらして水けをよくきる。にんじんは皮をむき、乱切りにする。竹の子はひと口大の乱切りにする。
4 鶏肉はひと口大に切る。
5 小鍋で煮ものだれを温めておく。
6 深めのフライパンにサラダ油大さじ1を熱し、鶏肉を焼きつけるように炒める。鶏肉に焼き色がついてきたら、ごぼう、こんにゃく、しいたけ、竹の子、にんじんを順に加え、残りのサラダ油を足しながら炒める。
7 65を加え、煮立ったらあくを取って落としぶたをし、中火で約5分煮る。れんこんを加え、さらに約5分煮る。煮汁が少なくなったら火を止め、味を含ませる。

 


煮えすぎるのを防ぐため、れんこんは最後に加えます。煮含めてから30分ほどおくと味がなじみ、シャキッとした食感も残ります。