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ちらしずし

 

すし飯の上に錦糸卵、絹さやを彩りよくのせ、華やかに仕上げたちらしずし。
煮物を混ぜた甘めのすし飯に、酢れんこんの酸味と食感がきいています。


材料(46人分)
カップ4
・すし酢
  酢カップ1
  砂糖大さじ4
  塩小さじ2
・干ししいたけの煮物
  干ししいたけ…68
  だし汁カップ½
  砂糖大さじ1
  しょうゆ大さじ1
  みりん大さじ1
  酒大さじ1
・かんぴょうの煮物
  かんぴょう(乾燥)…40g
  だし汁カップ1
  砂糖大さじ3
  しょうゆ大さじ3
  みりん大さじ3
  酒大さじ2
・にんじんの煮物
  にんじん…150g
  だし汁カップ¼
  薄口しょうゆ大さじ1
  みりん大さじ1
  酒大さじ1
  砂糖大さじ½1
・酢れんこん
  れんこん…1節(200g
  酢大さじ5
  砂糖大さじ2
  塩少々
・錦糸卵
  卵…4
  砂糖大さじ2
  酒大さじ1
  塩少々
  サラダ油適量
絹さや適量

作り方
1 干ししいたけの煮物を作る。干ししいたけは少なめの水で十分にもどし、水けを軽く絞って軸を切り落とし、薄切りにする。鍋にだし汁と残りの調味料を合わせて火にかける。煮立ったらしいたけを加え、落としぶたをして弱火で1015分、煮汁が少なくなるまで煮る。火を止め、そのままおいて味を含ませる。

2 かんぴょうの煮物を作る。かんぴょうは洗って約10分水にひたしてもどし、一度水けをきってから塩小さじ½(分量外)をもみ込む。よく水洗いしてから薄めのものは5分、肉厚のものは15分くらい、やわらかくなるまで下ゆでしてざるにあける。鍋にだし汁と残りの調味料を合わせて火にかける。煮立ったら水けを絞ったかんぴょうを加え、落としぶたをして弱火で約15分、煮汁が少なくなるまで煮る。火を止め、そのままおいて味を含ませる。

3 にんじんの煮物を作る。にんじんは皮をむいて 56㎝長さの斜め薄切りにしてからせん切りにする。鍋にだし汁と残りの調味料を合わせて火にかける。煮立ったらにんじんを加え、中火で混ぜながら煮る。やわらかくなったら煮汁を残して火を止め、そのままおいて味を含ませる。

4 酢れんこんを作る。れんこんは皮をむき、薄い輪切りまたは半月切りにして水にさらし、水けをよくきる。鍋に調味料を合わせて火にかける。煮立ったられんこんを入れ、中火で手早く混ぜながら12分煮て火を止め、粗熱を取る。

5 すし飯を作る。米はといでざるに上げ、約15分おいて水けをきってから同量の水を加えて炊く。すし酢の調味料を合わせ、砂糖と塩が溶けるまでよく混ぜる。

6 炊きたてのご飯を飯台に入れ、5のすし酢を加えて切るように混ぜ、粗熱を取る。

7 かんぴょうは汁けをきって1.5㎝幅に切る。にんじん、酢れんこんは汁けをきる。

8 6のすし飯に14の具材を加え、さっくりと混ぜる。

9 錦糸卵を作る。ボウルに卵を溶きほぐし調味料を加えてよく混ぜ、こす。小さめのフライパンにサラダ油を熱し、キッチンペーパーでならす。卵液を少量流し入れて薄く広げ、焼き色がつかないように返して裏面も焼く。残りの卵液も同様にして焼く(直径約1567枚分)。

10  9の薄焼き卵を重ね、半分に切ってから細いせん切りにし、空気を入れるようにふんわりとほぐす。

11 絹さやはへたと筋を取り、塩少々(分量外)を加えた熱湯でさっとゆでる。冷水に取って冷まし、水けをきって斜めせん切りにする。

12 器に8を盛り、錦糸卵と絹さやをのせる。

ひとつひとつの具材をていねいに作るのが大切。すし飯にしいたけとかんぴょう、にんじんの煮物を手早くさっと混ぜます。煮物の煮汁を少しすし飯に加えてもおいしい。

れんこんは食感を残したいので輪切りのままで。

錦糸卵は空気を含ませるように、ふんわりとほぐしてから盛ります。

ちらしずしにまぐろ、鯛などの白身魚、いかやたこの刺身をのせれば豪華なごちそうに。刺身はそれぞれ食べやすく2㎝角に切り、ゆでだこの足は薄切りに。好みの量の刺身をのせてもみのりをちらし、好みでおろしわさびとしょうゆ添えて、すだちを搾って食べてください。

 

甘辛く煮含めたかんぴょうの煮物は、少し多めに作っておくといろいろな料理に使えて便利です。私は大好きなのりとたっぷりのおろしわさびを用意して、手巻きにして食べるのが楽しみ。にんじんや干ししいたけの煮物も残ったら、一緒に太巻きにしてもいいです。