親子丼

 

肉を煮て玉ねぎを加えたら、卵は2回に分けて入れ、ふたをして蒸らす。この一連の流れをとめることなく、 スムーズに作れるようになったら、しめたもの。 早く手軽にできる、忙しいときに助かる料理です。

●材料 (2人分)
鶏もも肉（小）…1枚（200g）
玉ねぎ…½個（100g）
卵…4個
だし汁…カップ½
A
しょうゆ…大さじ3
砂糖…大さじ2
みりん…大さじ2

ご飯…適量
好みの漬物…適宜

●作り方
1 玉ねぎは5～6cm幅の薄切りにする。
2 鶏肉は余分な脂を取り除き、3cm大に切る。
3 だし汁にAを加え、砂糖が溶けるまで混ぜ合わせる。
4 玉ねぎ、鶏肉を半量に分け、1人分ずつ作る。卵は2個ずつボウルに割り入れ、溶きほぐす。
5 浅い小鍋に3のたれの半量を入れて火にかけたら中火で煮立て、鶏肉を入れる。再び煮立ったら玉ねぎを加えてふたをし、弱めの中火で鶏肉に火が通るまで1～2分煮る。
6 ふたを外して中火にし、煮立ったところに溶き卵の⅔量を流し入れる。半熟状くらいに煮えたら、鍋の縁から残りの溶き卵を流し入れ、少し煮て火を止め、ふたをして好みの加減になるまで蒸らす。
7 器に温かいご飯を盛り、6をご飯の上にすべらせるようにしてのせ、好みで漬物を添える。もう1人分も同様に作る。

 

コツ１よく煮立ってから肉を入れる

 

鶏肉を入れるタイミングは、だし汁と調味料を合わせたたれがぐつぐつと煮立ってから。ぬるい状態で入れると、肉のにおいが煮汁にうつってしまいます。

コツ２ 玉ねぎは肉のあとに入れる

 

私は親子丼の玉ねぎも少しシャキシャキした食感で楽しみたいので、鶏肉のあとに入れるようにしています。先に入れればとろとろに。好みでどうぞ。

コツ３ 卵は2回に分けて入れる

 

まず溶き卵の2⁄3量を入れ、半熟状になったら、残りを加えてふたをする。こうすると卵の縁がかたまらず、全体的にとろっと仕上げることができます。