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わたしの京都。vol.1

何度ってつけたい、 新しい京都との

写真=岡本佳樹 文=大和まこ

せっかく日本人としてまれたからには、歴史文化ががれている京都らないのは残念。 京都めたいとじるようになりましたとりわけりたいのは地元が愛す場所っているおですこれまでったことのある有名なお、予約れない人気店といったかしこまった京都ももちろんいいけれどこれからは普段着京都ねたいとっていますここに紹介しているのも自分でいて、出合っていいとったおばかりそのほとんどがご家族でまれているなど個人店がいのも京都らしいですよね。以前訪ねたことをえてくださっていたり、突然だけど取材許可をいただけたり。何度ぶことでまれるとのごがくなったことも。食事和食いがちだけど、中華韓国料理のおいしいもたくさんりをつけるまだまったばかりです

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ここでしか食べられない、できたての粟餅を味わう

 

いつだってやわらかさに驚く素朴な門前餅
北野天満宮の門前で江戸時代から続く粟餅屋さん。注文すると目の前で手早くちぎって丸 めて、こし餡で包んだものと、きな粉をまぶしたもの、2つの味の粟餅がお皿にのって運ばれてきます。作り置きはせずに注文ごとに作るのは、餅がかたくなってしまうからだそう。 店を切り盛りするのは13代目のご主人と奥 さま、14代目の息子さんだと話を伺ってい たら、自転車に乗ってやって来たのは今年99歳だという12代目の森藤與八郎さん。2年前までは現役だったと聞いて私も頑張ろう、と思いました。元気の秘訣はよく食べて笑うことですって。和やかな雰囲気の中でいただいた粟餅の、ふわりとやわらかいこと。持ち帰り用もありますが、やはりできたては格別。ここでしか食べられない味が贅沢です。

 

 

こし2ときな1で合計3紅梅¥5005白梅¥650。湯のみのあわもち文字もかわいらしい。夏粟餅がったかき登場するそう

 

楊枝を入れたらやわらかくて思わず笑顔になりました。甘いもの好きの玲児さんがいなくなって、わが家におやつがないこともしばしばですが、やっぱり甘いものって大切ですね。

持ち帰り用の包装も素敵。

きな粉を2個と、こし餡を1個のリクエストもできると教えてもらいました。

 

粟餅所・澤屋  〔北野〕

京都市上京区北野天満宮前西入 紙屋川町838-7
075-461-4517
営 9:00〜17:00(売り切れ次第終了)
休 木・毎月26日

 

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晩ごはんの前に、なじみのバーに飲みに行く

山椒好きの私が真似したくなる一杯
京都が好きな友達と来たときに、「よく行くんだよ」と連れてきてもらったのがこちら。 土壁のシンプルな空間で、アンティークのグラスでお酒が飲める素敵なバーです。東京でも食事の前や後にバーに行きますが、ここはお昼の2時から営業していることもあって、 旅に来てふらっと寄るのにちょうどいい。京都に住んでたら通っちゃうだろうな、と思います。気に入っているのは山椒を使ったジントニック。少しスパイシーな実山椒を漬け込んだものと、華やかな香りの花山椒と木の芽を漬け込んだものの2種類があって、ほんのりした甘さがなんともいい感じ。実はうちでも早速真似したんですよ。お気に入りの場所は自分の目で確かめて、味わって見つけたいと、しみじみ思わせてくれるバーです。

 

 
られているのは陶芸家・辻村 史朗さんのガラス絵。いつも空間にもとれます

 

 

花山椒のジントニック¥1320どんなグラスが使われるかもしみのひとつです

 

はジンに実山椒んで風味がったあと、実いたもの。左はたっぷりの花山椒がったままのジン。木のほうは花山椒れることが大切、店主上田太一郎さんがえてくれましたふたつをべしたくなります

手書きのメニューもがあって空間によくいます

 

には小部屋のテーブルがあります。早時間ねて、庭めながらごすのも気持ちがよさそう

うえと    [東山]

京都市東山区三条白川橋西入ル南側 今小路町91-1
☎ 075-751-5117
営 水〜土 14:00〜23:00 (L.O.) 日・月 14:00〜22:00 (L.O.)
休 火 ※月曜夜は予約制