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わたしの京都。vol.2

何度ってつけたい、 新しい京都との

写真=岡本佳樹 文=大和まこ

 

ADDRESS 03
ボタンの〝博物館〞でとっておきを見つける

ボタンにはがしい白蝶貝、少黄色みをおびた高瀬貝2種類があるそう。高瀬貝のものは1数十円と、れやすい値段なのもうれしい
偶然の出合いにワクワクする小さな専門店
街を歩いていて、さりげなく専門店が現れるのも京都のいいところ。ボタン、とりわけ貝ボタンは好きなもののひとつだけど、普段はあまり意識して買うことはないかもしれません。それだけに、ふと出合えるとうれしくなって、有名どころを巡るだけじゃない旅っていいなと改めて思います。こちらは70年前に洋裁の材料を扱う店として創業し、22年前に今のご主人の本間邦亮さんが受け継いで専門店にしたそう。素材別にぎっしりボタンが並ぶ棚は1階だけでなく2階にもあって、その数はなんと100万個以上というから驚きです。ボタンはフランスやイタリア、チェコなどヨーロッパ各地の工場に足を運び、直接買い付けたものが中心。貝ボタンも種類が豊富にあって、思いどおりのものが買えました。

 

一緒りするが名付けた店名エクランはフランスで宝石箱意味。ボタンで表情ががらりとわるシンプルながパ ーティーににもなりますよ本間さん

ボタンのにレースやブレードなどもっています

本間さんのにはどのボタンがどこにあるか全部入っているそう。迷ったらいちゃうのが正解です

京都市中京区寺町二条下ル榎木町 98
☎ 075-254-5208
営 10:00〜18:00
休 火・祝

ADDRESS 04

肝焼きとレモンサワーで乾杯する

 

キモヤキ¥550ピータン×ザーサイ×パクチーのあえ¥990えびのイスラムげ¥1760、黒糖焼酎使ったレモンサワー¥77021時頃登場する羽釜でいたおむすびも、次べたい!
和とアジアが入り交じる、ここだけの味
一人でも楽しめる店探しは最近の私のテーマだけど、ぴったりの店が京都にありました。 ここは巧みなスパイス使いで、和とアジアの味が入り交じった創作料理と、種類豊富なお酒がそろう店。なによりも私をうれしくさせるのは、店主の吉岡哲生さんの気持ちのいい顔です。いかにもおいしいものを作ってくれそうな顔をしてるなって。まずは爽やかなレモンサワーで喉を潤しながら、お品書きを眺めるのも楽しい時間です。できたてごま豆腐や明石だこ、鶏白肝のごま塩刺し、はもカツのパルミジャーノなど、見た目から間違いないとわかる料理ばかりで、量を加減してもらえるのも助かります。中でもシナモン醬油に漬け込んだ鶏の肝焼きは、味も火の入れ加減も絶妙。肝好きの私としては必ず頼みます。


っているのが店主吉岡さんですすごいレシピをっているんでしょ? いたら、思いつきですって。京都をよくいた夕方むレモンサワーのおいしいこと!

どんなスパイスを使っているのかもになります

泡盛にコーヒーけたコーヒー泡盛のような、強いおもあります

 

 

ブランカ      [御幸町三条]

京都市中京区御幸町三条上ル
丸屋町 334
☎ 075-255-6667
営 18:00〜23:00(L.O. 21:00)
休 日・祝日の月曜他、不定休