日々、ジーンズ。vol.1
2022/05/18シャツとエプロン、そしてジーンズ。
これまでも、きっとこれからも変わらない、 いちばん私らしい仕事のスタイル。
写真=阿部健、山口恵史(静物) 文=呉屋秀樹
たくさんあるジーンズのなかでも、最近よくはいているのがこの3本。右からユニクロ、セリーヌ、AGです。腰まわりがぴったりとフィットしていて、股上が少し浅めのタイプがお気に入り。
この日は淡いブルーのジーンズに、鮮やかな黄色のセーターを合わせてみました。 足元には真っ白なランニングシューズ。 これが私の日常の仕事スタイルです。
赤い刺繡はぴったりサイズの印。こうしてマークしておくと、たくさんの中から見つけやすくなる、楽しくて便利なひと工夫。
ジーンズはありのままの私
ジーンズって、その人そのままを表現する服だと思うんです。ぶかっと太いのもあれば、ピタッと脚のラインが出るスリムなのもあるから、どんな体型の人にもそれなりに似合うシルエットが見つかって、みんなそれぞれその人らしい。良くも悪くもありのままの自分をさらけ出すから「君はジーンズが似合うね」って言われるとうれしくなります。そして同時に、気に入ったジーンズがずっと似合う人でいたいと思います。 同世代の友人たちは、はき心地が窮屈という理由でジーンズをはかなくなるのだとか。もし私が窮屈さを感じる時が来たら、自分の変化を認めつつ、楽しみながら乗り越えたい。いつまでも私らしくいるために、ジ ーンズには負けられない。これは心の糧であり、生涯の目標なのです。