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「寂しくても、楽しく。」思い出の器

第二回 粉引足皿

写真=山口恵史  文=仁田恭介

 

若い決意させてくれる

が料理仕事めた80年代、今とはってスタイリストさんがめるのがたり時代。料理家がぶことなどできませんでしたたとえスタイリストさんがってきたおが自分のイメージするものとかけれていたとしてもそれを使うしかなかったのです。でも『ごちそうさまが、ききたくて。』 と、 続編 の『 もう 一 度、ごちそうさまがききたくて 。』 では 、 絶対に自分が選んだ器を使おうと決めました。地方にある窯元を巡り、たくさんの作家の方に会って買いためておいたものを、料理に合わせたのです。数ある中でも、掲載してとりわけ読者の方の反響が大きかったのがこのお皿です。温かみのある粉引で、深さもあ楕円形。足がついているというのが当時はすごくめずらしかったこのがあるだけでおしゃれになります。本でチョコレートケーキやお刺身、牡蠣ぜごったように、煮物やパスタま で幅広使えるのも魅力。2冊じて、器選びや使評価していただいたのが本当にうれしかったですし、自信がつきました前例がないことをするときって、不安になることがもありますがそんなときにこのお使うとすごく前向 きな気持ちになれるんです。 自分がやりたいとうことをつけたらとことんまでやってみよう。枠めずどんどん可能性げていこう。 自分じようそうわせてくれる大切です