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「寂しくても、楽しく。」元気でいるためのささやかな習慣

第七回  なわとび

写真=木寺紀雄 文=山野井春絵

気が向いたらすぐにできるなわとびで、体力づくり

体を動かすことは大好きなのですが、定期的にどこかに通って運動したことはありません。ただ、家の中をいつも動き回っていてほとんど座ることがないので、もし万歩計をつけたらかなりの歩数になっているのでは、と思います。とはいえ、やっぱり加齢による筋肉量の低下は気になるところ。なわとびが手軽で、筋肉増進に効果があると聞きました。なわとびなら、いつでも庭で跳ぶことができます。そういえば知人の息子さんからもらったとびなわが家にあることを思い出し、久しぶりに挑戦してみました。
両手に持って足をそろえ、さあ、跳んで! 自分でも思ったより軽々とできたので、うれしくなりました。跳ぶたびに、なんだか若返っていくような気がします。
撮影のとき、50代のカメラマンさんが二重跳びをやって見せてくれたのですが、これにはびっくり。私も二重跳びはあとひと息。もう少し練習してみよう。
この通り、私は本当に元気です。おかげさまで、とくに弱っているところはありません。他人との競争ではなく、自分の気持ちと競い合って、年齢に負けない体づくりを続けようと思います。