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「寂しくても、楽しく。」栗原家の庭

レモン、ゆず、かぼす、きんかん......私はとにかく柑橘類が大好き!いくらあっても困りません。料理に使うのはもちろん、その香りをかぐだけで、気分がよくなります。玲児さんは、毎日レモンティーを飲んでいました。だから家でもレモンの実がとれたらいいなと思い、15年くらい前にレモンの木を初めて植えました。今、わが家の庭には、たくさん柑橘の木が育っていますが、その年によって実り方が違うのが不思議。様子を見ながら土を増やすなど、試行錯誤して、その年の実りをありがたくいただいています。

写真=栗原はるみ 文=山野井春絵

01 セージ

 

独特の香りがするハーブ。いつもきれいな青紫色の花が咲くのが楽しみ。わが家のセージの木の生長ぶりに、皆さんびっくりされます。

01 キンモクセイ

 

窓を開けて、キンモクセイの香りが入ってくると、毎年特別な気持ちになります。香水もキンモクセイに近い香りのものを使っています。

03 キンカン

 

今年はとても豊作でした。皮むきが大変でしたが、手作り七味をたくさん作りました。毎年スタッフが私のきんかん酒を楽しみにしています。

04 ユズ

 

ゆずは、和食はもちろん洋食にも使いやすい便利な柑橘です。もぎたてを絞ると爽やかな香りが広がって、とても幸せな気持ちになります。

05 バジル

 

トマトが大好きな私にとって、バジルは一年中欠かせないハーブです。こうして庭で育てる前は、よくオイル漬けにして保存していました。

06 シソ

 

収穫期間が長く、たくさんの葉がとれるシソ。 庭で育てていると、すぐに使える安心感があります。バジルと組み合わせてパスタソースにも。

07 レモン

 

玲児さんが大好きだったレモン。蜂蜜漬けを作ったり、薄く皮を削って陳皮のように乾燥させたり、果肉を4つ割りにして冷凍したりも。