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「寂しくても、楽しく。」ページをめくれば / 私のプレイリスト

ページをめくれば
第五回 読みやすい歴史の本

写真=講談社写真部   文=山野井春絵

今こそ、日本と世界の歴史を学びたい

このところ、歴史に興味がわいています。実はこれも、心残りだったことのひとつなのです。玲児さんは日本史と世界史にとても詳しくて、その影響で息子も歴史が大好きになりました。ところが私は、いつでも教えてもらえる安心感もあったので、きちんと勉強をしてこなかったのです。知らないことをそのままにしておくのは残念。今からでもやり直そうと決めました。とはいえ、いきなり難しい本には抵抗があるので、まずは小学生の孫でも読めるような、入門編から初心者向けのものまで集めてみました。さらに歴史漫画のセットも買いました。読みはじめると、やっぱり面白い! これからどんどん歴史にはまりそうです。

1.『東大教授がおしえる やばい日本史』 本郷和人監修 ダイヤモンド社 ¥1100
2.『一気読み世界史』 出口治明著 日経BP ¥1980
3.『世界のすごい女子伝記 未来への扉をひらいた、歴史にのこる50人』 キャスリン・ハリガン著 伏見操訳 講談社 ¥3080

私のプレイリスト
第五回  いつでもそばに

音楽というものは、作った人の手を離れて、聴く人のものになる。そんなことを、最近よく考えています。たとえば、坂本龍一さんの「アクア」という曲は、もともとは娘さんのために書き下ろしたものだそうですが、坂本さんがお亡くなりになった今、改めて聴いてみると、胸に迫るものがあります。音楽は、そのとき、聴く人がどんな状況で、どんな思いでいるかによって、まったく印象が変わるものです。そこがいいところで、切なくもありますが、音楽は、そっと寄り添ってくれる友達のよう。私には欠かすことのできないものです。

1 |  Aqua / 坂本龍一                           
2 |  My Dear Friend  Curly Giraffe                    
3 |  君の宙  / 佐野元春    
4 |  The Way You Look At Me  / Christian Bautista        
5 |  We’re All Alone   /  Boz Scaggs                 
6 |  Longer  /  Dan Fogelberg