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白身魚の昆布締め

 

 

お刺身からおすしまでアレンジ自在
鯛などの白身魚のお刺身は、昆布締めにすると昆布のうまみが魚にしみて、びっくりするほどおいしくなります。日にちが経つほど水分が抜けて白身魚自体のうまみも凝縮されるので、ねっとりとした食感に変わります。冷蔵庫で5日~1週間保存可能。スーパーの安価なものでも、ぐんとおいしくなるので試してみてください。そのまま食べたり、おすしやサラダにするなど、いろいろ楽しめます。昆布もいいだしが出るので、お吸い物にして使いきりましょう。

●材料
白身魚(刺身用の鯛など)…1さく

昆布…22~25cm長さ2枚 

●作り方 
1昆布は酢か水で湿らせたキッチンペーパーで汚れをふき、白身魚の大きさに切る。

2 ラップの上に昆布をのせて白身魚をはさみ、全体を軽く押さえてラップで包む。輪ゴムで2~3ヵ所とめて密着させ、冷蔵庫で一晩おく。

白身魚の昆布締めのお刺身 

 

まずはお刺身で。昆布締めにして白身魚の身が締まっているので、包丁でごく薄く切ることができます。薄切りにしたお刺身を器に並べれば、まるでふぐ刺しのよう。七味唐辛子の辛みをきかせたポン酢だれがよく合います。

 ●作り方
白身魚の昆布締めは昆布を取って薄切りにし、器に盛ってすだちを添える。ポン酢に万能ねぎの小口切りと七味唐辛子を加えたたれにつけて食べる。

 

おすしとお吸い物

 

お刺身をすし飯と合わせてにぎりずしに。昆布締めの昆布は捨てずにだしを引き、お吸い物にして合わせました。しょうがの甘酢漬けも添えてアクセントに。お気に入りの器に盛って、見た目も楽しい和の御膳です。

にぎりずし

●材料
白身魚の昆布締め・すし飯…各適量

おろしわさび・すだち・しょうゆ…各適宜 

●作り方
白身魚は薄切りにする。すし飯をひと口大ににぎり、好みでわさびを塗って白身魚をのせる。あればすだちを添え、好みでしょうゆをつけていただく。

お吸い物

●材料
白身魚の昆布締めの昆布…2枚

豆腐・万能ねぎ・塩…各適量 

●作り方
鍋に水カップ4~5と昆布を入れて火にかける。煮立ったら弱火にして約5分煮て、火を止めてこし、塩を加えて味を調える。豆腐を5mm角に切り、小口切りにした万能ねぎを加える。